広さに余裕のある洗面室

洗面室の一般的な広さは1坪と言われていました。しかし最近では、1坪以上の広さに余裕のある洗面室が求められるようになってきました。その理由は、家族みんなの使用頻度が高いことです。生活をする上で欠かせない空間でもある上に、洗濯機を設置することから家事を行う空間でもあるからです。LDKを重視するのと同じように洗面室を重視する人が増えているのです。

広さに余裕のある洗面室にすると、まず大きな洗面台を設置できます。大きな洗面台があれば、家族が二人並んで歯磨きをしたり、身支度を円滑に行えるようになるのです。朝の身支度を行う時間帯は洗面室が混むことが多いです。大きさのある洗面台を設置すればこの身支度を自分のペースで進められやすく、朝の時間を有効的に使用できるのです。

また入浴の前後でも使用する空間でもあるので、家族の下着やパジャマなどこの洗面室に収納しておきたいものです。ここにこれらの物が管理されていることで、入浴前の事前準備が格段にしやすくなります。また服を脱いだり、来たりと動作も多いので動きやすい広さのスペースもあるといいでしょう。

洗面室はいろいろな用途で使用されるため、物も自然と増えていきます。お化粧品や洗濯関連用品、タオル類、シャンプーや歯磨き粉などのストック品など洗面室で必要な物を全て洗面室で管理できるように収納スペースにも充実させたいものです。また洗濯機を設置することから、ここを室内用の洗濯物干し場として利用させれば家事の効率も高まります。衣類をここに干してもその他の作業が行いやすければ洗面室の便利さは高まります。広さに余裕を持たせ使いやすい空間にしましょう。

主婦にかかせない掃除機

お掃除の相棒として掃除機は欠かせません。毎日のように使用する掃除機はコンパクトでゴミをしっかりとキャッチしてくれる吸引力が求められます。まずは掃除機の種類を知っておきましょう。まずは最近人気が急上昇しているロボット型の掃除機です。これは留守中や忙しくてなかなか掃除機をかける時間がない時に、お部屋の中を自動でお掃除してくれます。段差や家具などの障害物もしっかり感知しお部屋の隅々までしっかりとお掃除してくれるのです。共働き世帯などで大変人気です。

最近では数を少なくしてきた紙パック方式の掃除機です。紙パックにゴミを集め、ゴミが溜まったら紙パックを捨てて新しいものと交換するタイプです。そして最近多く取り入れられているのがサイクロン方式の掃除機です。ダストカップにゴミを集め、こまめにゴミを捨てれば吸引力は持続します。紙パックのように取り替える手間がかからないのも人気の理由でもあります。

スティック型の掃除機は、スリムでコンパクトなので一人暮しの人や、二台目の掃除機として取り入れられることも多いです。車の中などで大活躍してくれるのがハンディ型の掃除機です。ちょっと使いたい時に手軽に使える小型掃除機です。また最近ではコードレス掃除機(充電式掃除機)も人気です。部屋のちょっとしたゴミを吸いたいだけでも、物置から重たい掃除機を取り出し、コンセントを繋げて、そしてゴミを吸い、また物置にしまうという動作が面倒と感じる人は多いです。そんな時にピッタリなのがコードレス掃除機です。手軽にお掃除ができ取り入れやすく、またコードがないので日々のお掃除がよりしやすくなったと感じる主婦も多いのです。掃除機のスタイルでお掃除のしやすさも変わってくるのでしっかりと選んで購入しましょう。

我が家のトイレ

我が家のトイレは廻り階段の下を利用して設けました。階段下は住宅の中に生まれるデッドスペースでもあります。このデッドスペースをどのように利用するかで住宅の印象も大きく変わってくるのです。我が家のトイレを階段下に設けた理由は、以前訪れた完成住宅会で見た家が階段下スペースを利用してトイレを設けており、それが大変気に入ったからです。

便器を設置している部分の天井は通常の天井に比べると低く、階段下ということで特殊な形状をしているのですが、トイレに一歩足を踏み入れた時に圧迫感もありませんでしたし、むしろ空間を上手に利用しているなという印象を受けました。トイレをこのように有効活用させることで他の空間も有効的に使え、満足度の高い住宅となるのです。また我が家は階段の上り初めから途中のホール部分までの階段下スペースも余すとこなく利用しています。ここをトイレの収納スペースとしています。

トイレ収納にしては十分な広さを確保できたことで、トイレットペーパーを特売日に買い込んでもそのままスッポリと収納しておくことができます。その他、子どものおむつやトイレの手拭きタオル、サニタリー用品、掃除用具とトイレで必要な物を全て収納できているので便利です。一見狭さを感じるような気がしますが、用を足すのには全く支障なく十分な広さを得られているので階段下スペースを使用してトイレを設けて良かったと思っています。リビングからも洗面室からも玄関からも近い場所にトイレを設けたので、家族みんなが使いやすさも高められています。

キッチンスタイル

最近のキッチンの傾向として、間仕切りなどで閉じられたキッチンではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが人気となっています。オープンなキッチンにすることで誰でも作業を手伝いやすくなります。オープンキッチンと言っても形は様々です。I型と呼ばれるタイプのキッチンをリビングに向かって配置する対面型タイプもあれば、部屋の中央に島のようにキッチンを配置するアイランド型など色々な形があるのです。

今まではリビングに背を向けていたのが、家族と向き合う形になることで、家族とのコミュニケーションを大事にできるようになるのです。このオープンキッチンのデメリットを挙げるならば、常にきれいなキッチンで魅せるキッチンであることを求められることです。きれいに片付いている時は魅せるキッチンとして存在するのですが、調理中や調理後の片付いていないキッチンもダイニングやリビングから丸見えになってしまいます。このような時は見た目にいいものではありませんし、片付けが苦手な人にはあまり向いていないキッチンスタイルとも言えるでしょう。

このデメリットをカバーしてくれるのがキッチンの前に腰壁を設けて手元部分をしっかりと隠せるセミオープンタイプのキッチンです。これならリビングとの繋がりや一体感はそのままに、雑多になりがちな手元部分はしっかりと隠せます。我が家はこのキッチンスタイルにしました。腰壁を設けたことでカウンターを設けたり、この壁の厚みを利用してニッチを設けることもできました。キッチンスタイルでキッチンの印象が大きく変わってくるので、自分に合ったものを選びましょう。

ママの理想的な家

家事や育児に毎日慌ただしく過ごしているママは多いと思います。それに加えて仕事を抱えているママもいます。なかなか自分の時間を過ごすことがないママが多いと思いますが、家に居る時間は親子の時間、夫婦の時間、そして家族の時間を大切にしながらも、一人の時間も楽しめるようにしておくことで忙しいママの理想的な家が完成するのではないでしょうか。

ママが住宅内で長時間過ごす場所はキッチンです。このキッチンから1階のほとんどの空間が目に届くようにするといいのです。キッチンで家事をしながら子どもの様子が確認できれば、家事と育児の両立がしやすくなります。また子どもと今日のできごとを話しながら夕飯の支度をしたり、お皿洗いをしながら夫婦でコミュニケーションを取ったりと、家事をしながら家族との時間を大切にできるのです。これなら家事をする時間も楽しみながら行えるようになるのです。

そして適材適所に収納を充実させることも大切です。片付けをするのもママの仕事の一つです。物がきちんと片付けられるスペースを確保しておくことで片付けがスムーズに行えますし、また適材適所に必要な物が揃っていることで家族みんなが暮らしやすい家にもなるのです。そしてキッチン横にちょっとしたママスペースを設けるのもいいと思います。

家事や育児の合間の休憩はこの自分だけのスペースで憩うのです。誰にも邪魔をされず自分だけのスペースがあるというだけでも安らぎ度は変わってきますし、家事への原動力にもなるのです。ここでは家計簿をつけたり、パソコンで夕飯のレシピ検索をするにも最適なスペースとなるでしょう。ママの理想的な家を目指してほしいと思います。

素材重視の家

我が家は使用する素材を重視して家造りを進めてきました。まずは地元の杉を使用した無垢材の床です。表面に凹凸のある浮造りの床は、足裏を適度に刺激してくれるので足裏のマッサージ効果が得られるのです。床は肌が直接触れる部分でもあるだけに肌触りという点を重視しました。肌触りという観点から床を選ぶと、合板のフローリングに比べて無垢材の床の方が格段にいいのです。

合板のフローリングは、夏はペタッと張り付いた感触ですし、冬は冷たくて裸足で歩くことができません。しかし無垢材の床であれば、夏はサラサラした肌触りで、冬はほんのり温かみを感じられるので裸足で歩きたくなるほどなのです。また木の木目の美しさは無垢材の床ならではだと思います。木の本来の温もりを感じ、眺めているだけでも癒しの効果が得られるのです。

壁に使用されるのは主としてクロスです。しかし我が家は漆喰にしました。漆喰は調湿効果に優れています。室内の水分が多いと吸収してくれ、逆に乾燥していると水分を放出してくれるのです。じめじめする梅雨時期、外から室内に入ってくるとカラッとしているのです。それは漆喰の効果なのです。

また室内の嫌なにおいを吸着してくれる効果もあるのです。それだけでなく人体に悪影響を与えると言われているホルムアルデヒドを吸着する効果もあるのです。素材にこだわった家にすることで、少々割高にはなってしまうのですが家族が快適に健康で暮らせる家になるのです。そして長期に渡り住み継がれる家を実現することにも繋がるのです。

リビング学習

小学生頃までの子どもが勉強する場は、二階に設けた子ども部屋ではなく家族が近くにいるリビングなのです。最近ではリビング学習する子ども達が多いので、勉強机を買うよりも、リビングにスタディーコーナーを設けることを重視する家庭が増えてきました。リビング学習は子どもの学力を向上するとも言われています。一人で部屋にこもって勉強するよりも、家族が近くにいて、分からないところや質問したいことがあればスムーズに聞ける環境であることで、勉強を円滑に進められるからです。親にとっても子どもが目の届く範囲で宿題や勉強をすることで安心して家事を進めることができますし、宿題のチェックもしやすくなるのです。

我が家はこのことを踏まえて、リビングの窓際にスタディーコーナーを設けました。自然の明るさを取りこめる環境は文字がはっきりと見え勉強もしやすくなります。子どもが二人いるので二人並んでゆったりと勉強ができる広さにしました。造り付けカウンターの下には勉強道具を一時置きできるように、可動オープン棚を設けました。勉強をしない時はここに勉強道具をしまっておけば、違う目的で使用することができるのです。ここをママのワークスペースとしても利用しようと思っています。家計簿を付けたり、パソコンをしたり、洗濯物をたたんだりするカウンターとしても最適なのです。

また夜でもこのスペースを利用できるように照明を設置しました。リビング学習をする人の多くは、ダイニングテーブルやリビングのローテーブルという人もいます。しかしこれでは生活するスペースと勉強スペースが混合し生活にメリハリも生まれません。子どもがより快適に集中して勉強が行える環境を整えておくべきだと思います。

リビングにスキップフロア

先日、完成住宅会に参加してきました。その住宅にはリビングにスキップフロアがもうけられていました。リビング内にスキップフロアがあることで、この空間がより特別な空間になっていました。子どもが遊ぶスペースとして、昼寝をするスペースとして、また時にはパソコンスペースや家事スペースとして活用することができるのです。誰がこの空間を使っていても、リビングからきちんと互いの様子が目に入るので、安心できます。リビングとの一体感はそのままに、しかしスキップフロアで過ごす時間は個室にいるような感覚にもさせてくれるのです。

リビング内にこのような空間があるといいなと思いました。リビングで洗濯物をたたんでいると、子ども達が横で遊んでいるのでたたんだ洗濯物をバラバラにされることがあります。必要以上に時間がかかり手間がかかってしまうのです。またアイロンがけをするとアイロンに興味を示し、危なくて落ち着いてアイロンがけもできません。このような時にスキップフロアを活用すれば、円滑に家事を進めることができます。子ども達から邪魔されることもなくなるので家事の効率も高まります。

また私は家事や育児の合間にパソコンを使って仕事をします。リビングに居る子ども達にきちんと目が届く環境で落ち着いて仕事ができるのも嬉しい空間です。くつろぐリビングと、作業を行うリビングを分けて活用できるのは空間にメリハリが生まれるだけでなく、生活そのものにもメリハリが生まれるのです。我が家にもぜひスキップフロアを設けたいなと思いました。

ニッチのある家

先日新築住宅を建てた親戚宅へ遊びに行きました。その住宅には玄関入って正面の壁に飾り棚としてのニッチが設けられていました。玄関は第一印象を決める大事な空間です。その空間に飾り棚としてのニッチがあることで、空間を華やかにそして玄関のアクセントとなっていました。これを見て、これから建てる我が家の新築住宅にもニッチを取り入れたいなと思いました。

このニッチとは壁の厚みを利用して飾り棚を設けることです。飾り棚としてだけでなく、小物の収納スペースとしても活躍してくれます。大きさや形状も自由にアレンジできるので、空間に合わせてサイズを決めることができます。これは壁の厚みを利用することから、広さに限りのある空間でも魅力を発揮できます。
例えば、廊下など殺風景になりがちな部分にオシャレな雑貨を飾りたいと思っても、通路に飾り棚を設けると広さに余裕がないと棚が肩にぶつかり通行の妨げのようになることもあります。しかしニッチであれば通路を妨げることなく、空間を華やかにしてくれるのです。

またトイレや洗面室など広さに限りのある空間には収納機能のあるニッチを設けるといいのです。トイレにはトイレットペーパーやサニタリー用品など収納しておきたい物は多いですが、広さに限りのある空間なだけにキャビネットなどを置くと圧迫感を感じさせてしまいます。壁厚を利用してニッチ収納を設けることで、圧迫感を感じることなく収納スペースを確保できるのです。
洗面室にも髭剃りや歯ブラシなども散らかりがちで、尚且つ生活感を感じるアイテムを収納できるニッチ収納があるといいと思います。ニッチの前に扉を付ければ隠す収納となり生活感も感じさせません。ニッチを取り入れ素敵な家にしたいものです。

和モダンな庭の空間づくり

都会の住宅密集地で、住まいを新築する時、広い土地を確保することが難しいうえに、隣家が迫っていますので、閉塞感があります。
開放感のある居住スペースを確保するため、開口部を広く取ると、プライバシーを守ることができなくなってしまいます。限られた敷地面積の中で、明るく、開放感のある居住空間を実現するには、既存の考え方や間取りではどうにもなりません。そこで、住まいに光庭を設けるようになってきました。日本人は、昔からこの光庭を利用して、採光や通風をよくしてきました。

私の友人が住まいを新築したのは、住まいの南、西、東側に隣家が迫っている土地でした。セオリー通りに、南側に庭をつくり、それに面して、LDKをつくったとしても、南側からの採光はあまり望めない上、プライバシーのことを考えると、終日、レースのカーテンを閉め切らないといけなくなります。限られた条件の中で、できるだけ、明るく、開放感のある住まいを実現するために、モデルハウスを見学したり、施工例を検索したりしました。建物の周囲に開口部を設けるのでなく、最低限の開口部にして、中庭によって、光や風を取り入れるように考えました。

最初は、ここにある程度背の高いシンボルツリーを植えようと考えましたが、できるだけ、手間がかからないように考えました。そこで、少し大きめの自然石や蹲を中央に置き、ヒイラギナンテンやコクチナシを植え、足元は白の玉砂利で仕上げました。その周囲は、ブラッククオーツの乱形石で仕上げました。和の空間が広がりますが、背の高いシンボルツリーにしなかったので、空につながり、開放感があります。中庭ということで、近隣への光害を心配しなくてもよいですから、タイマー付きのスポットライトを設置し、ライトアップすることもできます。
住宅密集地にありながら、開放的で、和モダンな空間を得ることができました。